ジョエル・ロブション(Joel Robuchon)
ミシュランガイドで三ツ星のレストラン『ジョエル・ロブション(Joel Robuchon)』へ行ってきました。場所は恵比寿駅から徒歩数分、恵比寿ガーデンプレイス内の広場の先にあるお城のような建物。右側に入口があります。
1階がラ ターブル(手軽にフレンチを味わえる、比較的リーズナブルなレストランのようです)、2階がガストロノミー(ジョエルロブションを堪能できるコース料理のレストラン)になっていて、今回は2階のガストロノミーに行きました。初めてのジョエルロブション、トップレベルのフレンチレストランと言う事で行く前から期待大です。
店内はシャンパンゴールドで統一され、シャンデリアを始め素敵なインテリアが贅沢な空間を演出。テーブルの上にはバラが飾られていました。
すべてではないですが、コース料理の品々をご紹介します。
ロブションブランドのキャビア缶
一見缶詰が出てきてナニ?と思ってしまいますが、フタを開けるとキャビアがびっしりと詰まっています。とっても美味しいですが、缶に入った料理と言う演出も素晴らしい。ちなみに、このキャビアの下にはカニが詰まっています。シャンパンに合う最高の一品です。
特選生ウニ3変化
コーヒーの香るロブション風ピュレと共に
小エビの香るフランとフヌイユのヴルーテ
自家製海藻塩でマリネしてからキュウリと大根のロールにのせて
卵 卵黄のみをほうれん草と共にラヴィオリにし、舞茸を添えて
旬の甲殻類3変化
スパイスとフレッシュハーブの香る小エビのブイヨンに浮かべて
ラングスティーヌ、カダイフ揚げ、グリーンカレーのソースと
タラバ蟹 ヴァプールにし、トリュフとピーナッツのコンディモンをのせ、ゆり根のカプチーノ添え
ゴルゴンゾーラピカンテ ロワイヤル仕立てにてし、グレナディン風味のルバーブのコンポートとアーモンドをあしらって
特選和牛 グリエにし、旬野菜のバリエーションとワサビの香るホウレン草のソテーと共に
スペルト小麦 リゾットにして金箔をあしらって
アナナス ライムでマリネし、ココナッツのクリームと合わせピニャコラーダ風にして
タルトフロマージュ イチゴのジュレとプラリネルージュのグラスを添えて
カフェとミニャルディーズ
マカロンやキャラメルなど、カートに色とりどりのお菓子を乗せてテーブルに運んできてくれます。その中から好きな物を選ぶ事ができます。
ガストロノミー(2階のレストラン)の向かいには、ルージュ バー(Rouge Bar)と言うジョエルロブションのバーがあります。食後のコーヒーはバーで出してもらいました(頼めばバーに持って来てくれます)。赤と黒とのコントラストがエレガントなインテリアは、レストランとはまったく違う空間を演出しています。
コース料理の他にグラスシャンパン(名前が分かりませんが、最初にセレクトしてもらったシャンパンはとっても美味しかったです)プラス、CHASSAGNE MONTRACHET 2003(シャサーニュ・モンラッシェ)、DOMAINE DE CHEVALIER 2005(ドメーヌ・ド・シュヴァリエ)の2本のワインを一緒に味わいました。ワインはここ数年ハマっていて、いろいろと飲んでいますが、種類がとにかく多いので覚えてられません(笑)。と言う事でワインはある程度ソムリエにお任せしました。モンラッシェは飲んだ事があったのですが、今回セレクトしたモンラッシェも最高に美味しかったです。
初めてのジョエルロブション、大満足でした。選んだコースは料理がデザートまで合わせて13皿あり、一皿は少量ではありますが、メインにたどり着くまでにお腹がいっぱいになる程。パンもなくなると『いかがですか?』と持って来てくれるのですが、これがまた美味しい!調子に乗ってもらっていると、肝心の料理が最後までたどり着けなくなるので要注意です。パンはバケット(フランスパン)が一番好みでした。
トップレベルのフレンチレストランだけあってお値段もトップレベルでしたが、この恵比寿にあるジョエルロブションのガストロノミーは予約が全然取れず、1か月くらい待ちました。
特別な人と過ごす、特別な時間を堪能できるジョエルロブション。また行きたいお店の1つです。
≫ジョエル・ロブション(Joel Robuchon)