山形へ帰省の旅3
宿泊したのは天童市にある温泉旅館『滝の湯』です。温泉は、小さな露天風呂もある大浴場が用意されており、ゆったりと旅の疲れを癒やす事ができます。食事はある程度の好みを事前に伝え、希望に沿った料理をお願いする事も。山形の食材をふんだんに使用した郷土料理をおりまぜてのコースは、旅をいっそう楽しいものにしてくれます。
旅館は本館と別館があり、通路でつながっています。建物の間には、庭園のような景色が広がり、小さな滝がありました。
部屋の目の前に広がる景色は舞鶴山(まいづるやま)です。天童市の中心部にある舞鶴山は、町のシンボルの一つだとか。春には約2000の桜が咲き、バーベキュー広場や一帯に広がる公園も完備されています。
せっかくなので、旅館で自転車を借りて登ってみました。
舞鶴山の山頂にある展望広場からの写真です。天童市が一望できる景色は、とても気持ち良い景色です。高い建物がほとんどないので、どこまでも続く景色は、見ているだけで心がなごみます。
ちなみに、手前の真ん中辺りに宿泊先の滝の湯が見えます。旅館から見ると、距離は遠く、大きな山に見えますが、上から見下ろすと近くに感じます。自転車を借りて登りましたが、坂がだんだん急になり半分くらいは押して登りました。レンタル自転車は電動のタイプも用意されていますので、電動自転車を選んだ方が良いと思います。
舞鶴山では、桜のシーズンに開催される天童桜まつりに合わせて人間将棋が行われます。人間将棋とは名前のとおり、甲冑(かっちゅう)を身にまとった人間が将棋駒になってプロの棋士が対局を行うイベント。来場者は2日間で約5万人前後もの人が訪れる大規模なイベントです。
広々とした広場に用意された将棋盤です。規模の大きさは見ての通り、かなりの大きさがあります。
このほか、舞鶴山の山頂の公園には、天童が将棋の駒の産地になった由来と言われている、将棋駒を製作する事を広く推奨した吉田大八の銅像や、電灯にも将棋の駒をモチーフにしたデザインが採用されているなど、将棋に関する見どころがたくさんありました。
舞鶴山を満喫したところで、自転車で一気に下り旅館に戻ります。木々の中を自転車で下る道のりはとても気持ち良く、自転車で良かったと思う瞬間でした。上りは本当に大変でしたので、自転車に自信がある人以外は、タクシーや歩きで行く事をオススメします。
温泉に入って汗を流したあとは、夕食です。山形の特産、庄内のだだちゃ豆の豆腐や月山凍み大根、芋子汁など、山形を満喫できる料理がたくさんあります。
瓦の形をした鉄板で焼く山形牛ロース肉陶板焼きです。米は山形県産のつや姫を使用、とてもおいしいお米でした。山形のお漬物もお品書きにあり、最後まで満足のできる食事でした。
次回は、寒河江市の模様をお伝えします。
※今回の山形への旅の模様を撮影したのは
1枚目~6枚目の写真がSONY NEX-5+標準装備されているレンズを使用、
7枚目、8枚目の写真がSONY Cyber-shot DSC-W55を使用しています。
先日、当うぇぶかスタッフによるJR東日本パス&はやぶさ号で行く青森弾丸トラベラーを実施しました。
東北への旅の楽しさが満載ですので、ぜひご覧ください。
うぇぶかにほんspecialコンテンツ
・JR東日本パス&はやぶさ号で行く青森弾丸トラベラーはこちら
・旅の様子が満載の動画はこちら